2009年06月21日

立体はくるくると

「手を伸ばしてみてもいいですよ?」
「やだ!こんな得体の知れないものに!!」
「得体の知れないもの、それはパイオニア」
「キリの神経が弛緩しっぱなし」
「そんなに?そんなに興味ない?」
「どれほどのものかは分かんないけど」
「じゃあ砂漠で開花を待とうよ」
「纏うほうがいい!」
「繕って見せてよ!!」
「ビルにも似た感情、あるいは…」
ビールを飲みながらでも時間は経つ!!」
ウィスキーだとなおさら!」
「そうやって夏至は過ぎていくけど、或いは…」
「いつかはロヴァニエミにて!」
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2009年06月13日

膨らます風景

「各地で栽培が盛んなようですな」
「何の?」
「はて、確か綿花だったような…」
「それはないよ?」
「はは、それはないですな」
「それはないよ!」
「ですから、その可能性はないかと…」
「紡ぐ可能性もないの!?」
「はて、紡ぐ可能性は無きにしも非ず…」
「紡いでよ!そしてほどいてよ!」
「はて、何をほどけば…?」
「あんた、誘拐された僕を助けに来たんじゃないのか?!」
「はて、私は綿花を栽培したいだけで…」
「まあ何でもいいからとにかくほどいてよ」
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2009年06月08日

ルイシュ・シュウェンナッハ

「なんだかふらふらする」
「それはきっと、眼球運動だよ」
「じゃあ眼科に行こうかな?」
「あまりに短絡的!!」
「じゃあ、フィンランドに行こうかな?」
「あ、行きたい!!一緒に行こうよ!!」
「でもあなたはふらふらしないんでしょ?」
「行ってもふらふらは治んないけどね」
「じゃあ地下室に行こうかな?」
「で、言うんでしょ?「なんだかじめじめする」って」
「あ、言うかも」
「きっと言うよ!!ピザだって焼けるくらいの!!」
「や、そんなには広くないよ?」
「問題は火力なんじゃないの!?」
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2009年05月10日

磨いて光るなら、じゃあそれで

「グリフォンはいつの時代に生きていたのですか?」
「あなたが思えば、いつだってグリフォンは生きていますよ」
「じゃあ今も?」
「ええ、あなたが思えば」
「―どこにもいないじゃないか!!」
「それは、あなたがどこにもいないと思っているからですよ?」
「ですよ?って言われても…」
「ま、グリフォンって架空の生き物ですけどね」
「―じゃあいないじゃないか!!」
「ところで、何か質問があって私の元を訪ねたのでは?」
「だからグリフォンのことを訊いているじゃないか!!」
「グリフォンって、あの、架空の?」
「架空でも何でもいいからさ、いつの時代に生きてたん?!」
「架空の時代じゃない?」
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2009年03月17日

流体力学の快適

「流れに乗ってさ、雰囲気で」
「どこでも良いんだ、着かなくてもそれで」
「でも快適でないと!」
「疲れちゃ意味ないでしょ!?」
「おいしいものも欲しいところ!」
「きれいな景色も!!」
「そうなるとやっぱり…飛行機は違うよね?」
「うんうん、電車かな?」
「フェリーとかも良いよね?」
「いい!流れるしね!!」
「じゃあカヌーが最高なんじゃない?」
「最高!!カヌーならすべて兼ね備えて!!」
「流れるし!!」
「ゆったりできるし!!」
posted by Pasta at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Conversation | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする